S05_C02
アクション
このカットには、芽依、御来屋、敬川の3人を描きます。 敬川は、作業道具が入った大容量の男性用ビジネスバッグを肩にかけています。ここでの芽依は、宏佳と同じ制服を着用しており、セーターは着用していません。
- 御来屋はマイクを自分と芽依に交互に向けるアクションを適宜
- 背後で敬川が画面左に向かって歩いています。芽依の「ピピピ」のところあたりでフレームから外に出る。(撮影でスライドしますが、敬川は歩きのアクション全身を描いてください。)
- 芽依「ピピピ」のところで首を傾げる(可愛く言ってみた的な)。対する御来屋は想定外の返答に怪訝そうに首を傾げる。
- ピピピピピ…のところで、非常発報の表示装置が点灯
- カメラが非常発報の表示装置を向く。少しT.U.し始めたところでカット
非常に長回しの地味なカットです。可能であれば、細かい仕草などを入れて、飽きないようにしてください。
セリフ
- 御来屋「サイバー攻撃対策として、どのような備えをされていますか?」
- 芽依「はい。まず、攻撃を受けることがないよう、列車の運行を管理するシステムは、ネットワークを隔離しております」
- 御来屋「しかし、スタックスネットの事例のように、隔離されたネットワークでも攻撃を受ける可能性が指摘されています。もし、そのような攻撃を受けたとしたら」
- 芽依「はい。お客様の命を最優先に、何か起きた時には直ちに列車を止めることを原則としております。弊社の場合、システムに異常を感知すると、直ちにすべての信号機が赤に変わり、非常停止を指示する無線信号が発信される仕組みになっております」
- 御来屋「無線信号。ちなみに、どのような」
- 芽依「ピピピ」
- 御来屋「ピピピ?」
- 芽依「ピピピ」
- (SE)防護無線(ピピピピピピピピ)